最近は、どこに行っても整体院やマッサージ屋さんが見受けられます。
ありすぎてどこに行ったらいいのか分からないという方も多いことだと思います。
私が体の知識がない素人だったとしても同じくどこに行けばいいのか分からないと思います。
今回お伝えしたいのは、
『マッサージは強ければ強いほど、体を壊している』
ということです。
定期的にマッサージを受けている方には、聞き苦しいことだとは思いますが、
事実です。
私の考える、『こり』というのは、
例えるならば、高速道路で渋滞が起きている状態です。
強いマッサージはその渋滞を高速道路ごとぶっ壊しているような状態です。
高速道路ごとぶっ壊したので、渋滞も何もかも無くなったことで、体は一瞬すっきりした気がします。
しかし、人間の体はとても頭が良く
『今度はそのくらいの衝撃では壊れない高速道路を建設します』
すると、いつもの圧が加えられたとしても
何か物足りない感覚になります。いつもより強い圧を求めます。
いつも以上の圧がくれば、また高速道路は壊され、すっきりした気になります。
またしても、強靭な高速道路を建設します。
お分かりだとは思いますが、どんどん頑固な『こり』を育ててしまっています。
『こり』を無くしたいのに、こじらせてしまっているのです。
少し話は逸れますが、
骨折した場所は、もう二度と骨折しないと言われている事を知っていますか?
腕を鉄パイプで殴られ上腕骨の真ん中で骨折したとします。
骨折した部位は、仮骨と言ってセメントのようなもので修復されます。
その後、たまたま全く同じ場所を全く同じ鉄パイプで殴られたとすると
前回骨折した所は折れず、この上か下のどちらかが折れます。
一度折れた場所は仮骨がその衝撃に耐えられるように修復させているのです。
人間の体はそのように常に順応していくようになっています。
なので、筋肉を緩めたいのであれば
絶対に強い刺激は入れたらいけません。
なぜ渋滞が起きたのかを見つけ交通整理をしないといけません。
痛みを出している場所とは違うところに原因は存在します。
例えば、腰痛は、お腹に原因があることが多いです。
膝痛は、股関節や足首にあることが多いです。
肩こりは、骨盤や、背骨
うつは腸内環境だったりします。
一人で悩まず、その道の職人にご相談ください。
必ず、明るい希望が見れるはずです!!