MCTオイルの危険性

MCT=中鎖脂肪酸

脂肪酸には長鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、短鎖脂肪酸があります。

この中で、中鎖脂肪酸(MCT)が人体にとって最も有効である事が発見されました。

MCTは体内に入ると肝臓を刺激してケトン体を生成します。

ケトン体とは、脂肪が分解される際に出てくる副産物であるため、MCTでダイエットになるとして話題になりました。

さらに、MCTにはすごい可能性もあり、ケトン体という物質は脳や、心臓の即時型エネルギーになる為、MCTを摂取する事で、血糖値を上げる事なく脳や心臓のエネルギーを作り出す事から、認知症や、糖尿病の方にも有効です。

しかし、アメリカでの研究で、MCTオイルを単体で飲みすぎると特に乳児には有害である。

という、論文が発表されました。

なぜかというと、

MCTオイルは合成油という点です。

市販のMCTオイルは、100%がMCTで体内に一気に100%のMCTが入ってくるとケトン体を大量に生成してしまい、血中のケトン体濃度が急上昇し、ケトアシドーシスという酸性化してしまう為、人体には有害だという事です。

MCT(中鎖脂肪酸)という物質自体は医学的に人体にとって有効なのですが、単体で飲みすぎると有害だという事です。

MCTは、ココナッツオイルにもともと多く含まれています。

その中でもバージンココナッツオイル(VCO)というランクのオイルには、65%程のMCTが存在します。

そのくらいの天然に含まれている濃度が人体には有効であるという研究結果が発表されています。

要するに、人工的に作ったオイルは人体に有害で、天然のそのままの濃度が無害であるという事です。

アメリカでは、MCT100%オイルは売れてなく、情報弱者の日本で流行ってしまっている現状です。

是非、バージンココナッツオイルを摂取し、良質のMCTを体内に取り入れていきましょう!

バージンココナッツオイルにも、抽出方法がいくつかあります。

コールドプレス(低温圧搾法)と、常温自然発酵分離法です。

コールドプレスでは、成分が傷つき、プレスする事で、全ての成分が抽出出来ません。

対して、常温自然発酵分離法は、丸2日かけて、発酵させて脂肪酸を分解する為、無傷で限りなく全ての成分を抽出する事が可能。

せっかく摂取するバージンココナッツオイルは常温自然発酵分離法なのかどうかを確認して購入しましょう!